活動報告

乗船寺の菩提樹

 乗船寺のシンボルでもある菩提樹の木の下に立札が立てられました。
この菩提樹がどのようにしてこの地にきたのか、詳しく書かれています。
この立札を立てるにあたり、ご協力いただいた川上健様には、深く御礼を
申し上げます。

 
 乗船寺のインドボダイジュ(アシュヴァッタ)

 科名 クワ科 和名 印度菩提樹(天竺菩提樹)
 学名 Ficus religiosa 樹齢 約50年
 幹回り 5.1m(26年7月現在)

 お釈迦さまはインド・ブダガヤの菩提樹の下でお悟りを開かれました。
その場所に金剛法座が造られており、そのすぐ横にインドボダイジュの
巨木があります。それから分けたものがこの樹です。インドから大阪府
立植物園に導入されて、同植物園におられた玉利幸次郎先生から、
昭和38年頃に乗船寺門徒の川上茂氏に譲渡されました。昭和43年頃
に川上氏から乗船寺に寄贈され、昭和51年頃に現在の場所に移植され
ました。
 インドボダイジュは熱帯性の植物ですが、比較的寒さに強く、国内
では公園などに植栽されています。葉の先端が細長く尖っているのが
特徴で、生育が早く大木になります。幹回りが5mを超えるこの樹は、
国内最大級の大きさです。